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2011年 06月 25日

BOSE PLS-1210

一ヶ月ほど前にヤフオクで入手しましたが、まったく修理する気がおきずに放置。
普通だと初めての機器はバラしてみたくて仕方ないのに。

PLS-1210 CD再生不能、アンプ部は正常、ボリュームつまみなし、ジャンク扱いでしたので当然安価でしたが、BOSEは人気があるので修理すれば元を取れそうと思い落札、でした。
BOSE PLS-1210_e0220506_80519.jpg

バーズアイメープル風の仕上げが、かなりいい雰囲気。

仕様
●総合
サイズ 286(W)×132.5(H)×369.7(D)mm
重量 7.1kg
定格消費電力 85W
●CDプレーヤー部
再生周波数帯域 20Hz〜20kHz ±2dB
ダイナミックレンジ 95dB以上(1kHz A-WTD)
SN比 95dB以上(A-WTD)
全高調波歪率 0.005%以下(1kHz 0dB)
チャンネル・セパレーション 90dB以上(1kHz)
ワウ・フラッター 測定限界値以下
●アンプ部
定格出力 40W+40W
再生周波数帯域 10Hz〜40kHz
SN比 90dB以上
入力感度/入力インピーダンス LINE 1、2:250mV/47kΩ
希望小売価格:¥99,750.

1994年頃のものでその後1310、1410、1510でDVDにも対応と変化を続けましたが、現在はPLS-1610となり重量も3.8Kgに激減、デザインでもまったく別物の感。

この1210はCDレシーバ単体としてより、セットとして有名でした。
このスピーカと組み合わせて、「WestBorough」(ウエストボロウ)シリーズ。
BOSE PLS-1210_e0220506_7553555.jpg

スタンドがついて、3点セットで20万円近い!!
BOSE PLS-1210_e0220506_7555948.jpg



それであまり気が進まなかったのですが、何かせずにはいられない状況になってきたので、思い切って分解を。
シャーシ裏は銅メッキ、すべて銅メッキビス!!
BOSE PLS-1210_e0220506_835312.jpg

レシーバはどのメーカーも主基板が上に乗った形が多く、バラすのが面倒です。
BOSE PLS-1210_e0220506_86481.jpg

出力トランジスタにまで銅のカバーが、
BOSE PLS-1210_e0220506_8783.jpg

面倒だなあ、と思いながらも、もうあとに引けないので. . .

ここでデジカメの電池切れ。

修理はピックアップレンズの清掃だけでした。
バラす前に念のためクリーニングCDをセットしたのですが、CDが回転しなかったので光学系が駄目と思っていたのでありがたかった。
このレシーバは内部がたいへん奇麗だったのと、ヤニ臭がなかったため非喫煙者が使用していたと思われます。
レンズはかなり白く曇っていましたが、何で汚れていたのか?
まあ、でも良かった、ピックアップ交換しなくてすんだので。

余談ですが、BOSEでは古い機器の修理はしてないので、隙間産業のようなBOSE専門の修理業者がおります。
それだけ人気があり、高額の修理代金を支払ってでも大切にしたいのでしょうね。
ピックアップもBOSEにはないため、中国で同等のものが作られており、専門に輸入している方もおります。
先日、同じ1210を捨てたと仰る某「象の家」の某斉藤さん、今度はぜひ一言お声をかけていただけますか。


直ったとなると現金なもので、音出ししたくて早速組み立てましたが、
BOSE PLS-1210_e0220506_8282127.jpg

ビスが一個余っています。
もう一度バラす気がありません、取りあえずしばらくこのまま。
幸いなことに駆動系のビスではないので再生に問題なさそうです。

この1210はやはりBOSEらしく低音重視で、非常に心地よい太い音です。
このボリュームで音域の調整ができます。
BOSE PLS-1210_e0220506_8341471.jpg

イコライザのセレクタは、BOSEのスピーカ2機種のほかに別メーカ用も。
BOSEではノーマルで最大効果、不思議な考え方です。


試聴はようやく離婚騒動のゴタゴタから解放されたという、
Sara Evans 「Restless」(2003年)
BOSE PLS-1210_e0220506_8431919.jpg

まだもめていた頃なのか、どことなく憂いが。

Drumsはロックのみならずカントリー界への進出著しい、超売れっ子のMatt Chamberlain!!
非常に粘っこい音のスネアが最高です。
いつものMichael RhodesのBassもひと味違う気が。
けっしてHi-Fiではないのでしょうが、雰囲気と音作りはうまい!!

ボリュームツマミと、いまついている右側のツマミをバーズアイメープルで作り直してから、オークションに出品しようと考えていましたがやめることに、当分自家用。

今週3台落札されたアンプとCDプレーヤ、元払いを着払いで送ったり等の不始末(落札者が寛大な方で助かりました)
マルチタスクはどうもまだ無理、当分木工専業で再復活にかけます。
まあ、かけるほどの価値もなさそうではありますが. . . 

by ditzyzesty | 2011-06-25 09:26 | オーディオ


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