2011年 05月 14日
昨日のブログで Derek Bellはアスペルガー症候群ではないかとしましたが、このことはChieftainsのメンバーのみならず今日紹介するDVD「Down The Old Plank Road」においても、出演者全員が彼の愛すべきキャラクターとして見ていることが良く理解出来ます。 The Chieftains 「Down The Old Plank Road」(2003年)DVD Chieftains 「Another Country」(1992年)CD CDから10年後にライマン公会堂で実現したコンサート、大入り満員です。 私にとって普段見られない、大好きなアーティストが大勢出演していて、家宝のようなDVD。 全員紹介出来ないので、特に好きな方のみ。 FiddleのStuart Duncan。 あとからあとから凄い若いフィドラーが出てきますが、やはり別格の感が。 92年にソロを一枚出したのみで、つまり普段の仕事で十分ご満足なのでしょうか? あと一枚ぐらい出してほしいのですが. . . でもこのCDのなかでも、いつものNashvile Bluegrass Bandのメンバーが参加している曲が多く、公私でも仲が良いのですね。 全曲で33分足らず、次回があるならもう少し詰め込んでくれ。 驚くべきことはBassにVictor Wootenが2曲参加、もう最初からとんでもない方、ということが分かります。 残念なことに録音のせいで、Bass 音のキレが良くない。 何度もこのことは書いていますが、Victorの演奏を聞くと到底自分と同じ人間とは思えません。 ホント生きてるのがイヤになるくらい上手い!! BassはBarry Bales、 Alison Krausと長いですね。 人気がありあちこちに引っ張りだこ。 Nashvile 最強のDrums Shanon Forest。 Guiter やはり第一人者 Brian Sutton。 DobroはJerry Douglas、普段は Alison Krausと。 ソロもたくさん出しています。 大好きなのでもう一枚。 Tim O'Brien Martina McBride(当たり前ですが、今より若い!!、個人的にカントリーでは歌唱力NO.1) 後ろでDerekさんがIrish Harpを。 Arison Kraus、後ろはMatt Molloy。 離婚後、間もなくの頃でしょうか。 87年に16歳でデビュー、ということはもう40、まだ40? どうでもいいですが、一度でいいから Alisonさん、兄貴のVictor Krausとやってほしいけど。 The Del McCoury Band 父親のDelに親孝行の兄と弟+The Boys、アメリカ的でいい!! ここで本題のDerek氏。 最後の曲でみんながソロを順番に取ったあと、Derek氏の番です。 持ち時間がオーバーしても全然、そんなこと気にしてないし。 Paddy Moloney氏、腕時計を見て苦りきっています. . . 全員がアイリッシュ+ブルーグラス的アレンジでやっているのに、そんなこと知っちゃなし!! 何とピアノはチャールストン!!! 会場が沸いてもヘッチャラ、まわりは見えません。 持ち時間オーバーなので、Paddy氏が紙つぶてを投げますが、 画面中央付近の細長い白い物体です。 鍵盤に当たっても、どこ吹く風。 それでも止めないので、Paddy さん今度はTin Whistleで携帯電話の呼び出し音を模写!!(これがまた上手い!) 全く目にも耳にも入らない! 脅威の集中力!! やるだけやって満足、ようやく本当のエンディングに。 アイリッシュダンスの方達も待ちくたびれてました。 たぶんに予定調和的ですが、Derek氏の特質を生かしてステージを盛り上げているのでしょうね。 それをメンバーやゲスト、会場のお客様の全員が楽しんでいます。 でも本人は大まじめで笑いもしません。 少し早過ぎましたが、きっと幸せな人生だったでしょう。 しばらくぶりで家宝のDVDを見たら、おかしくて涙が出そうです。 亡くなってしまったとは思えないくらい。 後日、ブートレッグを探すことにします。 今日のブログは時間かかり過ぎ、仕事の分は明日にします。
by ditzyzesty
| 2011-05-14 00:23
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