2011年 03月 02日
28日に家のあたりも結構雪が降ったのですが、霧降はさすがに雪景色。 でも道路はほとんどとけていました。 (こうして画像を見ると写真のセンスはゼロ!!ですね) お世話になっているHさんのお宅は霧降の別荘地の中間地点。 春から秋まで色とりどりの花に囲まれています。 これからの仕事のことなどを相談して、Hさん手製のカレーをご馳走になりました。 そのあとは古くから仕事を手伝ったり、手伝っていただいたりしている、倭文(シトリ)銘木へ。 お父さんは70歳ですが、まだまだ現役で頑張っています。 無垢板の大きなテーブルを作るのを得意としています。 数年前にオーストラリアから、バーチカルプレーナーという大きな鉋盤のような機械を導入しました。 豪州から技術者が泊まり込み(日帰りは無理ですよね)で、セッティングに来たそうです。 私もこの機械には時にお世話になっていますが、1.5mX3.0mを両面完璧にフラットに出来ます。 ご長男は40歳ぐらい、伝統的な指物を得意としています。 真面目でシャイな好青年!! 今回依頼されたのが、これをもう少し売れそうに何とかして欲しい、との相談でした。 矯正のために作業させているところで作っている製品でした。 タモ材、ラッカー仕上げと本格的ですが、重いのとデザインが何とも. . . これをリファインということでしょうか。 それで1台だけ作ればいいのかなと思ったら、まとめて何台か製作して欲しいとのこと、たいへんありがたいお話でした。 実は私は下請け的な仕事が結構好きでして、全くの下請けはもちろん嫌ですが、こういう形の仕事は大歓迎なのです。 与えられた命題に対して、自分の考えで省力化を計り、しかもそれ以上のデザインにするのが面白いのです。 現在ヤフオクに出品しているギターボディのキットも、そういう流れになります。 エレキギターに関しては、完成品を作りたい気持ちが全くありません 落札してくださった方の要望をお聞きして、そのことに寄り添って作るのが非常に楽しく感じます。 今加工中のホンジュラスマホガニーによるテレキャスターモデル。 このマホガニーは最近ヤフオクで落としたのですが、若い木なのに狂いが少なくてたいへん良い材です。 色は少し明るめで若干硬いですが、却って加工しやすく感じます。 ボディキットは今回でしばらく休もうと考えています。 理由は落札後の加工が貯まってしまったこと. これには理由がありまして、今年の1.2月が異常に過乾燥で、加工を進めるのが怖かったことにあります。 ここに来て乾燥も和らぎようやくといったところです。 そろそろ漆も乾きやすくなってきます。 加工も同時加工のほうが、治具や工具のセッティングが楽なこともあり、いよいよ明後日からと考えています。 加工依頼されている方、お待たせしました。 あと少しお待ちいただけますか。
by ditzyzesty
| 2011-03-02 20:11
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