Macと音楽と木工と . . .

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2011年 05月 12日

新緑には少し遅い日光へ。

昨日は旧日光市内のお客様 I様宅へ。
用件はご注文いただいている、アームチェア座面のレザー色を決めるためです。

メーカーのカタログが280mmX305mm。
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それで厚みが何と80mm。
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内容はビニルレザーのシワの撚り方から色から、さまざまな種類でこの厚さ。
本物のレザーのカタログを持っていないため、このカタログで近い色を指定します。
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これはビニルレザーですが、このほか布と本物のレザーのカタログがあり、FAXで注文すれば即日何冊でも好きなだけ、無料で届けてくれます。
つまりそれだけ末端価格に跳ね返っているわけです。

私はカタログどころか福利厚生もゼロ、原資がないくせに分不相応の機械設備、必要以上の材木を生活費を削ってまで購入してしまいましたが、こうなると元を取ろうとする考えを捨てないと出来そうにありません。
若い時はそれでも生活や支払いのため、仕方なしの仕事も結構しましたが、もういいやです。
好きな音楽を聞きながら、木を削る生活が何よりと思えるようになりました。



I様には今日もたぶん好きになるのでは、と思われるCDをみやげに。
それで良かったら次回CD.Rにします。

まずは、Boston CallegeにおけるFiddle FestivalのLive。
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Liz CarrolやKevin Burkeなどの大御所も。
Ilish Fiddleも、Irelandとは別な進化をアメリカにおいてはしているようです。
元は一緒でも、土地が変われば当たり前でしょうか。

Norah Jones。
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音楽でも生活上でもパートナーであった、Bass奏者のLee Alexanderと別れたのは、どうぞご自由にですが、ずっと長い間 Backup Vocalとflute、時にはBassで支えていたDaru Odaまで首にするなんて. . .
ダルちゃん大好きでした、今何してますか?

もう一枚はChieftains 先年なくなったDerek Bellを忍ぶLive。
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左から2人目ですが、他のメンバーはそれなりの雰囲気の服装でも、この人だけいつもチョッキ着用。
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これは持って行きませんでしたが、Derekの服装に注目、Another Country(1992年)
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Nashvillでカントリー、ブルーグラスのミュージシャンを招いて作ったアルバムですが、Bela Fleck .Sam Bush 亡くなってしまったBassのRoy Husky Jr. Jerry Douglas参加の「Killypeg」でのBelaのBanjoが最高です!!

それとWillie NelsonがVocalの「Goodnight Irene」ここでBassに何とEdger Meyer!!!!!(感嘆符5個)

話を戻しますがDerek Bellについてです。
軽軽にこういうことは言えませんが、アスペルガー症候群ではなかったかと勝手に想像しています。
私もそうですが、今になって思えば亡くなった母は強いアスペルガー症候群でした。
そのためそのことが良く分かるつもりです。
もちろん発現の仕方や、症状は違うと踏まえてのことですが。
この項目は長くなる予定ですので、明日。


I様宅に先日納めたシナモン材(ヤブニッケイ)で作ったシェーカーの壁鏡。
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戦前は和歌山以南においてシナモンの輸出が盛んで、大木もあったそうです。
このシナモンをGibsonあたりで限定使用すれば、大木の丸太から製材した板を持っている私は、おこぼれで大金を稼げるに違いない?!(「とらぬ狸の. . .」にもならないですね)


I様のお隣がパン教室の先生宅、そのためいつも帰りには焼きたてのおみやげ付き!!
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下のパンにケシの実がたくさんついていますが、これを食べると気のせいか、覚醒作用があるような. . .



拭漆 5回目、ウォールナット。
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上にタモ材のシンラインモデルを乗せるため、竹ヒゴを置いています。
大阪のS様 仕事に上下関係はありません、乾きにくいウォールナット材が、下側で乾きやすいと考えているからです。
竹ヒゴは線接触のため跡が残りません。

K様 タモ杢表。
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その裏側。
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C県Yさん。
(お客さまによって、「さん」と「様」の使い分けも私なりの意味合いはありますが、もちろん上下の区別はなく、等しく「お客様は神様です」!!!

接着作業時、
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接着剤が乾くまでの間は裏表が同じ条件に。
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宮崎のT様。
ウォールナット材とマホガニー材を貼り合わせ。
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昨日は午前2時半に起きたのでもう休みますが、年を取ると早起きになるというのはホントですね。


最後に私なりにDerek Bellを忍んで好きな画像を。
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一度もお会いしたことはありませんが、悲しいです. . .
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by ditzyzesty | 2011-05-12 23:29 | 日常
2011年 05月 10日

昨日から今日へと。

昨日は30年来のお客様でもあり友人でもある、Tさんが来訪。
主目的は私のブログの閲覧?!
一年前にiBook G4 1.33MHzに、メモリを目一杯積んでプレゼントしたのに.  .  .
使わないで、机上のオブジェと化しているのですか?

ブログを見ていただこうとして、びっくり!
字が小さくて見えないと言う。
それでズームで2段階上げて、これならとなったのですが、文字がちょうど良くなったら今度は画像が大きい。
そうなんですね、文字も画像もズームは一緒です。

私は小さい字が好きなので、デフォルトよりも2段階小さくしていました。
小説も小さい字の2段組みで、厚ければ厚いほど良い。

今まで他の方のブログで画像が小さいなあ、と感じていたのは、実はそれぐらいが標準であって自分が縮小して見ていたからなのでしょうね。
そうした時に考えなくてはならないのは、自分は23インチだけど相手は15インチのノートかも知れない、いや30インチかもとなって、さあはたしてどれぐらいの画像の大きさにしたら良いのか?
携帯電話で見る方もいるかもしれないし. . .

今ではさすがに、Windowsで作ったページがMacでは文字化け!!はなくなりましたが、自分が標準ではないんだ、と気づかされて有意義ではありました。
こういうときでも「人のふり見て、我がふり直せ」で良いのでしょうか?

Tさん、お帰りの図。
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庭先のクラブアップルの花。
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父の亡き後、リンゴ園を3年間営みましたが、「労多くして功少なし」、または「骨折り損のくたびれ儲け」」とまあそこまででもなかったのですが、木工と農業の両立が難しい。
周りからいろいろ言われましたが、自分の人生だと考え、思い切って木工に戻りました。

やめたあとリンゴの木を放っといたら、いつの間にかすべて病気と害虫で枯れてしまうことに. . .
少しだけ寂しかったので、病気や害虫に強いというクラブアップルを植えました。
クラブアップルとは原種に近い小さなリンゴで、イギリスなどでは刈り込んで垣根にしているようです。
そのクラブアップルを10本植えたのに、7年後には3本しか残らない。
大規模なリンゴ園だったため、いまでも常在菌がいるのか。

でもなんとか毎年花を付けて、目を和ませてくれます。
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宮崎のT様 ソリッドボディのセミフォロー化ですが、バックのマホガニー材がほとんど平になったので、
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用意しておいたウォールナット材を鉋掛けしてから矧ぎあわせ。
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このウォールナット材を張り合わせる。
明日接着しますが、するとまた狂います。
木工とは永遠にこんなことの繰り返しで、納期やコストと自己満足で着地点を探します。



C県のYさんのハカランダトップ材も、あっさり着地点が見つかりました。
やはり、最初に木取り予定の使い方に。
これを矧いで裏側とします。
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この板が、表面に。
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ボディエンドになる部分が反っているので、アイロン掛けしてからになります。



拭漆4回目。
ウォールナットのストラトモデル、乾きずらかった影響がまだ残っているため、艶がなかなか出ません。
乾いてはいるのですが. . .次回は漆を濃くしてみます。
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これはタモ材。
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トマトの箱を利用した乾燥室に納まりの図、あと4回?


お客さまからお預かりした材は、どんなに小さくても取っておきます。
少し欠けた時の補修などで、困る時もありますので。
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左上 ココボロ、その下 ホワイトリンバ、真ん中の細長い材はハカランダ、右の小さいのがオージー.ブビンガ、その上はunknown。
それでギター材なので音楽関係となり、Amazonの箱の中に納まります。
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でも漆の乾燥のためにはトマトの箱って?


最近買った本。
1円から500円ぐらいですが、配送料が一律250円。
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例によってアマゾンの中古、左下の荻野アンナ氏の著書がたいへん実用的でした。
今すぐ使えて効果絶大!!
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レジで3円出し、わざわざ袋をつけてもらって試しました。
ホントに軽い!!!

これも不吉な予感のする時は、試してから出かけようと思う。
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甲野善紀氏の本は何冊か持っているのですが、
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今回購入の荻野氏の本が、一番身近で実用的でした。
まだアマゾンに中古が出品されてますが、配送料込みで500円足らず、元は取れます。



合間を見てMacも楽しんでいます。
ようやくジャンク扱いでG3 700MHz Snowを手に入れたので、メモリを目一杯いれて試運転。

画像はMarutina McBride 「 Live In Concert」(2008年)
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harman/ kardonの不思議な形状をした、オブジェのようなサブウーファーを接続。
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MarutinaとDrums Greg Herrrington、Fiddle Jenifer Wrinkle。
他のメンバーは後日ご紹介って、だれも望んでいないような気が. . .

これは凄い!!
スネアの音が最高にいい!!
振動板直径が20mmに満たないのに. . 

小さいゆえ反応がいいんでしょうか。
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左の小さな開口部は何とバスレフポート、こんなんで効くのだろうか。
でもharman/ kardonとMacで共同開発なので、無意味なわけはないはず。
いったい共振周波数は何Hz?
あとで計算しておこう。

i Sub.
サブウーファーですが、これは44Hzを再生するとうたっていますが、いくらなんでもそれは無理でしょう。
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ここでいつもの個人的な想像と言うか、妄想です。
この不思議な形の源は、古い日本のガラス製ハエ取りだと思う。
これ!!



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追記:文字サイズだけ、大きさ変更出来ました。
しかしなあ、ブログ閲覧のかた全員に画像サイズ指定出来ないし、こういうのはどのへんで妥協すれば良いのでしょうか。
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by ditzyzesty | 2011-05-10 19:41 | 日常
2011年 05月 08日

昨日はKalamazoo効果、なら今日はChattanooga効果を狙ってみよう!!

昨日はブログ訪問者数がいつもの5割増。
でも、タイムリーな話題ではなかったはず。
新たな方にコメントをいただいたように、「Kalamazoo」の文字が検索に掛かったのでしょうか。
検索エンジン凄いです!!
いつでもどこでも縦横無尽に、検索ロボットが走り回っているに違いない。
どんなことでもお見通し、逃げ隠れできません。
少し恐ろしい気もしますが. . .

それなら今日、激減するのは嫌なので、再度Glenn Miller様のご利益にすがるとします。

ここで、句読点の使い方がどうも良くわからない。
1.それなら今日、激減するのは嫌なので、再度Glenn Miller様のご利益にすがるとします。
2.それなら今日、激減するのは嫌なので再度Glenn Miller様のご利益にすがるとします。
3.それなら今日激減するのは嫌なので、再度Glenn Miller様のご利益にすがるとします。
どれががいいのだろうか?
いっつも句読点で悩みます。

「野坂昭如氏の小説は私には読みずらいのですが野坂氏はきっと句読点に悩んであのような文体にしたのに違いないと勝手に断定している私がいますとこのように野坂氏の文章はもっともっと長く果てなく永遠に続きます」

これだと句読点を気にせずにすむので、書くほうは楽ですが、読むほうからすると. . .


それで今日の訪問者数アップ計画ですが、Glenn Miller様の「Chattanooga Choo Choo」ではどうでしょうか。
Chattanooga は、テネシー州の都市で、やはり先住の方達の言葉です。
英語圏やラテン語圏の言葉とは全く響きが違う。
と、ここまで書いても「Chattanooga」に関連した音楽やアーティストは思い浮かばない。
Chattanooga Choo Chooは知識として知っていて、たぶん一度ぐらい聞いてはいるのでしょうが、メロディも思い出せない。
Glenn Miller様のような音楽は、普段不案内です。
まあここまでChattanoogaの文字列を入れれば、今日も検索エンジンでヒットするでしょう。

でもあまり訪問者が増えると、いい加減なことを記事に出来なくなるので、ボロを出さずにすむためには今のままでもいいか。


今日は拭漆の3回目。

今まで木綿布で拭き取っていましたが、これからは紙で。
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この薄い紙は、布を織るときに使う繊維を束ねるための紙。
再利用ですね。
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ギターボディを拭き取るには大きすぎるので、少し小さくします。
一枚一円ぐらいなので、何かみみっちぃ感もありますが、大きいところで損してるくせに、小さなことでセコい(嫌な性格)

ウォールナットボディは前回と同じ生漆使用ですが、これから希釈は少しです。
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紙を丸めて拭き取り。
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紙なので、拭き取り時に木綿のような細かい繊維が出ないため、きれいに拭き取れます。
しかも適度な拭き残しがあり、塗膜を早く厚くする効果もあります。
当たり前ですが拭漆とはいえ、全部拭き取るわけにはいきません。
適度に残して、きれいに仕上げるのが至難の技!! 苦節35年!!!(ホントは全然そんなことなく、丁寧に行なえば誰でもきれいに)
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ギターボディ一枚でこの程度。
実は漆は省資源な塗料なのです。
ウレタンやラッカーのようにエアガンで吹かないため、使用量も少ない。
本当の樹脂なので、再生産が可能です。


次はシンラインモデルのタモ。
拭漆で木目があまり目立たないようにという、二律背反の命題をみたさなければならない。

秘蔵の漆(たんに使う機会がなかったためですが)
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左からMR漆(社長が京都から来てくれて直にお話を伺うことが出来ましたが、使用量が少ないため再注文してません、ごめんなさい)
MR漆についての説明の意味が良く分かりませんでしたが、相当撹拌して水分を飛ばし、漆分子を均一にしているとのこと、もちろん機械撹拌でしょうね。
そのために時間がたっても色が変わらないし、紫外線にも強いという(ホントかなあ)

隣は日本産生漆(200gで当時15.000円ぐらいだったような、今は値下がりしているはず)
平成14年、9年も前か!!

その隣は艶あり木地呂漆(普通木地呂は艶なしです)

最後は朱合漆、この漆は朱の色を鮮やかに出すため水分を取り去り、しかも艶を出すのに油分を入れています。
油分が入っているため漆としての強度は低い、私は艶のある仕上げが好きなお客様の時だけ、最後に2回使用していました。

木地呂漆も朱合漆も、本来は色漆を作るときに用います。
木地呂漆は研磨して仕上げ、朱合漆は塗りっ放しで完成と用途が分かれます。

そのほか今回は使用しませんでしたが、クチナシで色づけした梨地漆があります。
最初、梨地漆で拭漆しようと考えましたが、漆が透けてきた場合、かなり黄色みを帯びるためやめにしました。

この手の加工した(日本産生漆は除く)漆は、時間が経っても使用出来ますが、生漆は長い間貯蔵出来ません。
水分が多いためと言われていますが、国産の生漆はかなり貯蔵が利きます。
たぶんですが、漆を世界一生産しているお隣の国で、不純物を増量材にしているのではないか、と考えています。
お隣の国の生漆は一夏の命、乾かなくなってしまいます。
でも乾かなくなった漆(腐ると言います)は、乾きが早すぎる時に適量を混ぜて、乾燥を遅延させます。
腐っても鯛か?

今回、左から3種類を混ぜて拭漆。
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長い長い経験により、その時の温度と湿度、木材の種類、塗る人の体調に合わせて絶妙なブレンド。
実は適当、でもいい加減では決してありません。

刷毛塗りしたまま。
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拭き取り後、表。
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拭き取り後、裏。
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拭き取りした紙。
バックに漆で汚れてしまった、浅田麻央ちゃんが. . .ゴメン。
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午後は神田さんの奥様のギャラリー「櫻の園」でのフランス雑貨展が最終日なので、出かけました。

足利市は松田、かなり奥に入ったところです。
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でもびっくり、大勢のお客さま。
店内にもたくさんの方が。
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美しい小さなものが。
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神田さん作のテーブルとイス。
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オストコーポレーションの吉田さんをご紹介いただきましたが、写真取り忘れました、美男子なので残念。
吉田さんがプロデュース。
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取手やつまみも。
何個か今度お願いしよう。
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夕方近かったのですが、神田さん昼食がまだ、蕎麦をつき合わされました。
でもごちそうさま、今晩の夕食助かった!!

思いがけず、先月分の支払いもいただいたし. . .
これでまた明日から元気を出して、生活出来ます。
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by ditzyzesty | 2011-05-08 22:58 | 日常
2011年 05月 07日

昨日、今日と。

昨日はストーブの薪やその他のことでお世話になっている、宇都宮市の阿部さんが筍を届けてくれた。
阿部さんのお宅の筍は特別においしくて、毎年楽しみにしています。
しかも湯がいてあるので助かります。
阿部さんによると、孟宗竹は黒い皮より色の薄い皮の筍のほうが柔らかいとのこと。
それと土のせいか、チロシンというアミノ酸が多いため味が良いのでしょう。
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Slide ONE様SG改モデルの加工が、今日仕上がりました。

昨日ドッグイヤー部を加工して、
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外形のコンター加工、これが一番好きな作業。
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ボディ裏側。
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ジャック穴のザグリです、これは刃物を入れずらいので、きれいに出来ないのですが、もう少し何とかならないものか。
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普段、目にふれないとはいえ、これでは我ながらどうも. . .

こういう時に歯科医の使うエアタービンに、少し大きめの切削工具を付けて、何とか正円形で底をフラットに出来ないかなあ、と考えます。
今後の課題ですね。
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バックパネルの加工、支給された木材ですが、名前が分かりません。
不思議な色ですね。
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堅さと雰囲気は南米材か、アフリカ材?(ピントが全く合ってません)

これをボディに合わせて切り抜きます。
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子供の頃にやった原始的な型取り法。

板に接着する糊の水分で、紙が大きめになってしまいます。
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パネルにサンダーをかける時は、真っ平らに仕上げず、周囲を多めに削って中央を少し高くします。
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このほうが見た目がいい!!平な薄い板に力が出ます(でも自分がそう思っているだけかも)
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少し水拭きして、濡れ色で撮影。
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Slide ONE様 「凛とした中にも色気があるようなボディ」になりましたでしょうか?
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このあとセットネックで仕上げ、12日に塗装のためKalamazooへ旅立つらしい。
GibsonがNashvilleへ移動したとき、いろんな事情でKalamazooに残った方達のところへ、届けられるのでしょうか。

Kalamazooという不思議な言葉の響きに、引きつけられるものがあります。
もともとはネイティブの言葉。
いつか行ってみたい思いがします。

もう仕上がっているので、今日発送すれば明日午前には届くのですが、わがままを言って一晩手元に置きます。
何だかよく分からないけど、手放しがたい(「凛とした中にも色気があるようなボディ」のせいか?)

家具を作っていた時もそうでしたが、なるべくいつまでも手元に置いておきたかった。
納品しないと代金をいただけないので、仕方なしに納めたことも多い。
そう考えると、この仕事は向いてないのか?
でも、いまさらだし. . .

きょうは午後から、これもお待たせしている宮崎のY様シンラインモデル、加工前の準備を。
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気持ちを切り替えて、ご要望を良く頭に入れないと。


こちらも気になっている、宮崎のT様、ソリッドボディをセミフォローに。
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先日、マホガニーとメープル材を分割して、狂いをとっていましたが、かなり平になってきました。

バンドソーで挽き割った分と、狂いとりの分を補うため、間に濃色材のウォールナットを入れることになり、
少しでも狂いを少なくするため、柾目材で木取りです。
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メープル材のほうも内側を刳り貫けば、狂いも少なく、しかもご要望通り軽くなる、と考えていますが。
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by ditzyzesty | 2011-05-07 17:58 | ギター
2011年 05月 05日

Mosriteはやはりデカい!

MosriteコピーモデルのMoralesを引っぱり出したついでに、大きさ比べ。

宮崎に送る前にマホガニーのシンラインKit。
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シルバーハート材(最近はアニグレ材として人気)のフェルナンデス製らしいストラトモデル。
不思議なことに、上部のカッタウェイがピッタリ一致!!
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加工中のSG改モデル、オリジナルより小型です。
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比較しようもないのですが、Hyper ZO-3。
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面積比2倍?

昨日のブログにおいてBass Wood 材は嫌いと書きましたが、Mosriteが軽量材で出来ているのはこの大きさに関係あるのかもしれません。
それとコンター加工が多いため刃物の負荷を少なくするのに、軽くて柔らかいBass Wood材としたのでしょう。

昨日落札したMosriteアベンジャーを型取りして、マホガニーバック、メープルトップで作る予定ですが、この大きさでは必然的にセミフォローボディにしようと思います。
ソリッドボディでは年齢的なこともあり、ギターの重さで腰が曲がってしまうのではと. . .


拭漆2回目、やはり漆を希釈してます。
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木工をやってて良かったと思うのはこういう時です。

美しいですねぇ!!惚れ惚れします、うっとりです。
この場合の自画自賛はいいんです、タモ杢と漆を誉めているから。
材木と塗料さえ良ければ、誰がやっても同じ。

これも2回目です、ウォールナット材。
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杢がはっきり見えてくるには、もう少し漆を重ねてからになります。


先日から気になっていたこと。

4月27日のブログの画像、Aaron Tippinのギター。
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Aaron Tippinのギターとアメリカ国旗について、ブログに書きましたが似たようなCDジャケットをどこかで見た記憶が. . .

ありました、これ!!ベスト盤 (1994年)
Garth Brooks 日本でもCD発売されて、ずいぶん売れたカントリーの歌手。
アメリカの良いところを体現したような歌い手、スタジオ録音とライブでのバンドメンバーが一緒なのも好きな理由。
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強烈です!!!(画像が大き過ぎてます)
誰でしょうか、デザインは。

たぶんGarth Brooksのベスト盤のほうが早い発売なので、デザインはAaron TippinのCDのほうが受けたことになるのか?
色使いも黄色を抜いただけだし. . .
関係ないとは言わせませんっ(追求しても仕方ないですが、こういうのって非常に面白い!!)

3曲目、Callin' Baton Rouge 
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これはNew Grass Revivalの曲ですが、何とNew Grass Revival+Dobro Jerry Douglas全面参加。
ここでは元曲よりバンジョーの音数を減らしています。
実はカントリーにおいてバンジョーはあまり使用されません。
5弦バンジョーはブルーグラス、オープンバック.バンジョーはオールドタイムミュージックと、厳密ではありませんが使い分けされているようです(ディキシィランドジャズでは4弦バンジョー、アイルランドではアイリッシュバンジョー、日本では親戚の三味線?、沖縄では蛇皮線?)

それでNew Grass Revivalのベスト盤 (1994年)
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画像左から、Sam、Pat 、John、 Bela 。

ベスト盤は1994年ですが、70年代に活躍してたバンド。
DrumsなしでMandolinとBanjoでロックのビートを刻み、全くブルーグラスの概念を変えてしまった。
その後若い人たちに影響を与え続け、いまでもCD売れています。
途中少しメンバーが変わりましたが、Pat FlynnのGuiter、FiddleとMandolinにSam Bush、Banjoは Bela Fleck、BassにJohn Cowanとよくもまあ揃ったなあ、でした。
全員現在もそれぞれ大活躍、皆さん大家になりました、でもPat Flynn、今聞き直すとこんなに上手かったんだ!!

15曲目にCallin' Baton Rouge があります。
Baton Rougeはルイジアナ州の州都で、かつてはフランス人が移り住んだ土地。
フランスの文化が色濃く、美しい都市ですね(行ったことないくせして、さも見てきたような)

それで聞き比べましたがテンポ、キィとも全く同じ、Garth Brooksが2:37秒、New Grass Revival 2:39秒!!
Garth BrooksのほうはDrumsが入るのと、Sam BushのFiddleの音が大きい、Garth Brooksの声に色気がある、Jerry DouglasのDobroが何とも言えない雰囲気を出している。

New Grass RevivalはBanjoの音が大きくリズムがいい、John Cowanの声も高音がきれいと、どちらの録音もすばらしい。

Baton Rougeを歌った曲はまだまだありますが、整理が下手なので、あるのは分かっていても出てこない。
PC内もファイリングが下手で、もう何が何だか. . .
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by ditzyzesty | 2011-05-05 23:22 | ギター
2011年 05月 04日

Mosriteが欲しいけど買えそうにないので、作ることにしよう。

Slide ONE様のSG改モデル、当たり前ですがトップ材とバック材、うまく貼ることができました。
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クランプで1日ストレスをかけたので、今日はストレスを抜くためにボディ材は休日となります。

宮崎のT様の加工をするつもりでいましたが、2枚に分けた材料が平になるのにあと少し。
せっかくなのでこのまま放置です。
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凹んだ面を床に直置きして、上面は天井からのシーリングファンの風があたるようにしています。
こうしておくと自然に平に戻ります。


それで今日は欲しいジャンク品があるので、仕入れておいたジャンクCDプレーヤーの修理をしました。
つまりジャンクでジャンクを購入するわけですが、どこまでもジャンクが好きなのです。
もうほとんどジャンクな人生、薬物中毒ではないがジャンク中毒、まさしくジャンキーでしょうか?

2時間で2台直して、あとは工房の掃除と雑用をすませました。
KENWOOD DPF-5002 人気商品です。
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後期モデルのDPF-7002を買ったので、手放すことにしました。
CDによっては5002のほうが良い場合もあります。

Victor XL-Z501 1987年製なので相当古い。
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でもボリュームを上げても高域がうるさくないので、これで良いCDもありますが、そうなると歌手ごと、ギターごと等々でCDプレーヤーを変えなくてはならなくなるので、きりがないのでこれも放出します。
修理はどちらも、ピックアップレーザー光の出力アップでした。


今落札しようとしているのが、Mosrite アベンジャーのボディとネック。

40年ぐらい前のカタログです。
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ブルーコメッツが使用していたリバプールモデルもあります。
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それでアベンジャー。
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もちろん国産の安物です。

でもモラレスよりはいいに違いない。
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ラワン合板製。
高校3年の時に友人がシャープ5モデルを買ったので、お下がりになったモラレスでしたが、分解して何年になるやら。

ついでに当時のカタログです。
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店名は「るんびにい」ですが、立派な名前をつけると. . .
人のことは言えません、私も完全に名前負け. . .
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少しあとのカタログ。
エドワーズの面々、のちの大石吾郎氏が中央に。
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まあ良くも真似したものですが、ヘッドに切れ込みがないので本家のように鋸で山形の切れ込みを入れたっけ。
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ついでなので、古いカタログのほんの一部を。

映画Crosroadのような雰囲気のイラスト。
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ロバート.ジョンソンのイメージか?
スティーブ.ヴァイとのギターバトルがばかばかしくて面白かった。

ジョー山中氏とオレンジアンプ。
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H.Sアンダーソン。
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人気のヒューストン。
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持っていましたが、子育てのため売り払ってしまいました。
親の心子知らず、そのまんま。

こんなのも作ってたんですね。
HS−3abc。
abcって?
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プリンスが収集しているというマッド.キャッツ。

バスクベース!!いいネーミングです。
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それでMosriteですが、モラレスの現物があるからそれのコピーでも良さそうですが、どうも微妙に違うらしい。
特にネックは全く別もので、太くて厚い、一時期Mosriteを持っていた時もあるので、感覚的な違いは分かります。
これも手放してしまいましたが、国産のたぶん黒雲製作所製。
作りは良かったのですが、バスウッド材なので好きではありませんでした。
バスウッド材はアルダーのような音といわれますが、音が良くてもシナ材ではね、です。

今作りたいのはこんな感じ。
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途中ですが、おめでとうございます!!
10時8分に落札なりました、アベンジャーのジャンクボディ3200円。
あとはネックを落札します、現在3500円、ロッド効かずなのに。


話を戻しますが、カーリーメープルトップ、マホガニーバックで作ろうと考えています。
まあこれもいつになるやらですが、計画している時が一番楽しいようです。


今ネックを落札、3500円でした。
実況中継のような. . .

これでMosriteを作れます。
めでたしめでたし。


追記:ブログを見てくださっているかたが、ギター関係者だけではないことに気づき、モズライトの解説をWikipedia様にお願いしました。

「1950年代前半に元リッケンバッカーの社員であったセミー・モズレーによって創設され、幾度の倒産を経ながらも1990年代まで活動。

同社製のギター(モズライト・ギター)は特有のデザイン、音質から多くのアーティストに愛用され、ベンチャーズや加山雄三の影響で特に日本で人気を博しグループ・サウンズ期にも活躍した。1970年代の後半から、パンクバンド、ラモーンズのギタリスト、ジョニー・ラモーンが愛用していた事もあり、今も多くの若者に支持されている。後に1980年代末にノースキャロライナ州ジョナスリッジに(この工場は火災による被害を受けている)、そして晩年はアラバマ州ブーンヴィルに移転し、モズレーが設立したユニファイド社が生産を行っていたが、1992年にモズレーが死去すると妻のロレッタ・モズレーが経営を引き継いだものの、1994年に倒産した。ちなみに、元ユニファイド社のスタッフやフィルモア側の証言によると、ロレッタ夫人は倒産後の債務処理等の一切合財を放棄して、ブーンヴィルの工場を勝手に引き払ってネバダ州に転居してしまったという。

1960年代からモズライト代理店として営業して来た日本のフィルモア楽器がモズレーの死後、浮いた商標を再取得し、東海楽器製造及びアメリカ国内のギターメーカーに製造を委託してモズライトとして販売している。現在はセミー・モズレーから直接ギター製作の手ほどきを受けた愛娘のディナ・モズレー(セミーの二人目の妻との間の子供)をアドバイザーに迎えている。

ベンチャーズ全盛期にはセミー・モズレーとも親交のあった日本のファーストマン社が、モズライトの許可を得て、日本製モズライトギターを生産していたが、1969年に米モズライト社の倒産の煽りを受けて倒産。その際、ファーストマン社の下請け会社であった黒雲製作所がモズライトの商標を所持していた事から、商標使用の権利を巡ってフィルモア楽器が訴訟を起こしたが、東京地方裁判所(平成19(ワ)5022)において双方共に正式な商標権を持たないことが確認された。

その後もロレッタ未亡人がモズライトの主権を主張し、突然京都府に工房を設け、かつてモズライトの工場に勤務しているクラフツマンを迎えてモズライトギターの受注生産を開始した。これにより現状ではフィルモア製モズライトと黒雲製作所製、そしてロレッタが設けた工房製の三種類があることになり、さらに2009年6月15日、ロレッタ・モズレー側が(株)フィルモア及びアメリカでのモズライトのディストリビューターである"Ed Roman Guitars"社を相手取り、「モズライト」の所有権を改めて明確にする事を求め、アメリカ合衆国連邦裁判所に対し提訴、受理されている。未亡人であるロレッタと対立しているフィルモア側にセミー・モズレーの娘であるディナ・モズレーが参加している」


まだ解決してなかったんだ?!
たいへんですね。

先日の朝日新聞のコンサート情報で、Char氏が黒いMosriteを抱えた写真が使われていたし、昨秋でしたかやはり新聞紙上で、長渕剛氏がサンバーストのMosriteを持った画像を見ました。
意外な方が所有しているんだなあ、と関心します。
 
最後に画像を。
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by ditzyzesty | 2011-05-04 22:26 | ギター
2011年 05月 03日

毎日希少材。

朝からSlide ONE様のホワイトリンバ材の加工でした。
仕上げ寸法よりも2mm厚く木取りしてから、ボーリングをしましたが全く反りが来ない。
昨日も書きましたが、木の色は違ってもチーク材と性質が良く似ています。
狂わないのは油分を含んでいるせいでしょうか。

そういえば鉋台も油を染み込ませて、油台にすると狂いが少なくなると言います。
最初から油台に仕込んである鉋もあります。
油分が空気を遮断することで、狂いにくい鉋台になるとしたら、油分を含んだチークや今回のホワイトリンバが
狂わないのも分かるのですが. . .

子供の頃、木口を凹ませた欅の大黒柱に、沸騰させたエゴマ油を祖父が注ぎ込んでいる光景を見た記憶があります。
エゴマ油は唐辛子を入れて煮立てていましたが、今から考えるとエゴマ油に色を付けるためと、油を早く乾燥させるためだったようです。
いまでも煮亜麻仁油として販売されていますが、同じ理由でしょうね。


ボーリングしたホワイトリンバの内部を、きれいに研磨しました。
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接着剤はオーシカのPIボンド。
2液性で主剤に15%ほどの架橋剤を混入しますが、目見当です。
本当は厳密に15%で使用しますが、面倒なので割といい加減(でも一応オーシカに電話で「どの程度正確に計る必要があるか」と訪ねたところ「大きい声では言えないが、そんなにでも」との言質を取っています)
確かに小さな声ではありました。
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卵の黄身状が架橋剤です。

これに自称オージー.ブビンガを貼り付けます。
裏側が水分を含んだ接着剤が付くため、表側を水で濡らします。
木材は裏表をいつも同じ条件で加工するのが、ベストと考えているためです。
特に薄くて硬い板の場合こそ、気を使わなくては。
圧力を掛けて、無理に締め付けは良くないようです。
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それで労りながらやさしく締め付けています。
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C県のYさんのマホガニーバックで、何とこれも希少で貴重材のハカランダトップ!!のテレキャスターシンラインモデルの加工を始めました。
取りあえずマホガニーバックの画像。
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30年前に有名突き板メーカーの某ホクサン様から譲っていただいた大きなフリッチ材を、今冬製材しました。
寒さのせいでなかなか乾燥が進みませんでしたが、ようやく加工出来るようになりました。
今日水分率を測定したところ、
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木製の作業台の上で測定すると、高周波測定のため数値が正確に出ないため少し浮かします。
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これまた高周波のため、指を近づけると、
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人間の水分も拾ってしまいます。

アコースティックギター用バック材のハカランダ。
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サイド材。
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テレキャスターのトップ材としては薄いので、これを矧いでしかも重ねて使用します。


この板が表面になります。
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これをうまく組み合わせて裏側に。
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立てかけて仕事の合間に横目で見ながら、この組み合わせででいいのか、しばらく考えることにします。
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トップが合板状になるため必然的にバインディングを回すことになりますが、カーリーメープルではどうでしょうか。
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by ditzyzesty | 2011-05-03 23:14 | ギター
2011年 05月 02日

ギター加工さまざま。

16日に拭漆した大阪S様のウォールナットボディのストラトモデルが、案の定乾きません。
前回拭き取り後。
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ウォールナットの色を生かすためかなり希釈しましたが、温度湿度ともに足りないため乾ききれない。
このままにしておいてももう乾かないので、強制終了ならずに強制乾燥と相成りました。

ここで秘密兵器!!(画像が直立不能です)
酢酸アンモニウム(良く分からないけど、わざわざ1級とうたうからには、特級も2級もあるのか?)
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前回も書きましたが、クルミ、ウォールナット、ナラ、クリなどの木質にタンニン成分を多く含む材は、漆が乾きにくいのです。

事実、4日前に拭漆したタモのシンラインモデルは、同じ希釈の漆でも昨日にはカラカラに乾いています。
塗装直後。
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本日。
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少し黒ずんでいますが、希釈しないともっと黒茶色になってしまいます。

それで酢酸アンモニウムですが、本来は何に使用する薬品かは分かりませんが、これを使用すると漆が良く乾燥します。(あまり知られていないはず)
漆が乾燥しづらい冬期に漆に1〜3%直接混入して用います。
効果は凄くて、あっという間に真っ黒に。
どんなに乾かない漆でも強制乾燥です。
でもこれを混ぜると色が黒ずむので好きではありませんが、若い時仕事が間に合わず良く使いました。
お客様のお宅で「漆なので、後日明るいきれいな色になりますから」とごまかしたっけ. . .

でもせっかくのウォールナットの色を黒くするのが嫌なので、こういう時には酢酸アンモニウムを水で溶かして20%の溶液を作り、まんべんなくその溶液で拭きます。
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こうすると無理なく半日ぐらいで完全に乾いてくれます。
もちろん色もそのままで。


宮崎のT様、ヤフオク出品の最初の頃のお客さまです。
YAMAHAのSJモデルのボディ形にしたのですが、「重いので何とかなりませんか?」
どうにでもなります、そんなことは製造責任の範囲で、想定外などと逃げたりしません!!
トップはメープル1ピース。
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バックはホンジュラスマホガニーセンター2ピース。
自分で言いますが、矧ぎがうまい!!
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メープルの力が強く反りが出て、マホガニーが引っ張られているため、丸鋸で切れ目を入れておきました。
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残念ながら1日たっても全然変わらず。
バンドソーで挽く前に裏側を仮に平面状にする。
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それでゆっくり挽き割りますが、
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0.5mmほど食われてしまいました、こいうのが一番くやしい。
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このあと、薄くなった分としてウォールナットを間に入れ、セミフォローボディにします。


Slide ONE様の変形SGモデル。
まず型を作り(図面はお客様のご提供)、メールで確認(便利な世の中です、でももはやネットなしには生存不能となってしまいました)
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ご了解を得てから、希少材のホワイトリンバをバンドソーで切り出しますが、希少材で貴重材、代替不能とあっては失敗してもお金で購うわけにはいかないので、緊張のあまり手が震えます、ぶるぶる、ぶるぶる。
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カッタウェィの切れ込みはバンドソーで切断しやすくするためでしたが、結局スクロールソーで易々と切断出来ました。
その後フォローボデイのための空洞を2カ所フォスナービットでボーリング。
それとバックキャビティをやはりスクロールソーで。
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反りがでるのを見越して2mm厚めになっていますが、全く狂いそうにありません。
不思議な木です、かなり油分が強くチークと似ていますが、刃物はいためません。
香りも全くチーク材のようです。
スクロールソーで40mmはかなりきついのですが、難なく出来てしまいました。

フォスナービットのあとは、ルーターできれいにしようと考えていましたが、鑿による手加工にしました。
ルーター加工は「苦手な木工作業5つ」のうちの一番目です。
材が柔らかいので楽々です、鑿は日本製のバイオリン鑿。
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こいう作業が特に好きです。
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今度はトップの木取りについてメールで確認。
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どちらにしようかな?

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やはり考えは同じで最初のほう。
木取りで迷うのも大好きで、納期さえなければ1ヶ月でも迷っています。
なので当然家具作りには向いていなかったような. . .
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カッタウェィの形に木目が沿っています。

この木はブビンガと思っていましたが、オーストラリア産なのでブビンガではないそうです。
でも香りはブビンガそっくり。
自分だけオージー.ブビンガと呼ぶことにします。


明日はC県のY様のマホガニー材を少しだけ削ります。
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by ditzyzesty | 2011-05-02 22:27 | ギター