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カテゴリ:ギター( 20 )


2011年 04月 22日

AT guitersへ。

今日は朝からバインディング加工のため、高野篤さんのAT guitersへ。
私の家から45分ぐらいのさくら市喜連川町。
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裏山では竹林の中に桜が。
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良い環境で丁寧に制作されています。
カナダでギター製作を習得しました。
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塗装中や修理中、完成品も。
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中央は高野さんが南こうせつ氏に依頼されて制作したギター、調整のため戻ってきています。
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ヘッドにKosetsuのインレイ。
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サウンドホール内
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美しいフォルム!! 
fホールが優美!!
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美しいですね!!
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コーヒーをいただきながらお互いの近況報告。
来月末、東京での展示会のための作品作りに、忙しい毎日を送っています。

早速バインディングのための加工を。
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深さと幅の合ったバインディングを2種類いただきました。
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うっかり写真取り忘れて残念ですが、バインディング材に合わせて何種類ものベアリングがあります。

私のところにはない工具やジグを。
ネック固定のバイス
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これもネック用
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ネックのにかかる張力をみるためのジグ、ご存知スチューマック。
暗くて見えにくいですが、上部にダイヤルゲージが2個。
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西洋の南京鉋(どうでもいいですが、西洋の南京てどこだ?)
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その裏側、美しい!!
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ブリッジ制作のためのジグ
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飛行機のプロペラの形を取り入れたブリッジ。
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軽量化のため裏を刳り貫いています。
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また機会がありましたら作品や工具を紹介したいと思います。


帰り道に桃畑が。
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春!
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見上げれば、中天に虹!!
残念ながらジャンクのカメラとジャンクな腕なので、虹色を再現できない。
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高野さん、今日は本当にどうもありがとう!!!
AT Guiters ウェブページ
 http://www.atguitars.com/

追記:大切なことを忘れました。
高野さんからテレキャスターシンラインモデルを作るための、fホールの型をいただいてます。
ほぼ実物大。
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この型のおかげで現在生活出来ております。
今度はストラトのfホール付きに流用。
何と感謝したらいいのか。
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by ditzyzesty | 2011-04-22 21:32 | ギター
2011年 04月 21日

テレキャスター三人三様。

毎日テレキャスターの加工をしています。
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右がウォールナット、新潟のY様からの連絡待ちでいつでも発送できます。
中央はシルキーオーク、香川のH様、これはフロントピックアップP--90の寸法確認で加工すれば完了。
左がタモ杢、東京K様、ピックアップポケットの加工が終わり、トレモロとバインディング加工のみ。
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トリマービットの切れが鈍って来たため、焦げ目が出ています。
注文しないと。

明日は若い友人でギター製作家の高野篤さんのところで、バインディング加工をしてきます。
手持ちのビットの寸法が合わないため相談したら「いつでもきてくださいよ!」とのことなので。
ありがたいです、持つべきものは友ですね。

間もなく三人三様のテレキャスターボディが出来上がります。


海の向こうの三人三様のテレキャスターとストラトキャスター。
Hellecasters Hell III  New Axes To Grind(1997年)
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3人とも速弾きなので、うるさいくらいです。
左からWill Ray、 Jhon Jorgenson、 Jerry Donahue。
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Will のGuiterはThe Will Ray Jazz-a-Casterというらしい。
JohnがThe John Jorgenson Hellcaster(リバースヘッドです)
JerryのはThe Jerry Donahue Stratocasterと、どれもTheの 定冠詞がつくのでFenderのsignature model。
誰が誰なのか聞いただけでは分かりにくいだろうと言うことで、曲ごとに細かい解説があります。
Hellcaster のCDは人気があるのでしょう、シリーズ化しています。

3人のソロ。
まずは、John Jorgenson After You've Gone(1988年)
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顔写真で、顎が割れているのが何ともカッコいい!!!
アコースティックギターやクラリネットも演奏してます。
ジャズっぽいのから、David Grisman、Darol Angerらを交えてブルーグラスも。

次はJerry Donahue  Neck Of The Wood(1994年)
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全部インストで、もろベンチャーズ風もあり飽きさせません。

最後はWill Rayとしたかったのですが、一枚だけあったはずのCDが見つからない。
仕方ないのでごまかしです。
Jerry Donahue Terecasting(1986年)
46年生まれなのでちょうど40歳の時。
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たぶんデビュー作。
アルバムタイトルのTerecastingってどういう意味???
家からあるだけのTerecasterを岩山に持ってきたんでしょうね。
ローズテレもあるし。

James Burton、Albert Lee、Seymour Duncanからのお褒めの言葉があります。
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1曲目がTokyoという曲ですが、いったいどこがTokyoなのか?
だってBanjoが入ってるんですよ。
でも主メロディはどことなく「二人の銀座」に似ているような. . .

私が今作っているテレキャスターはどのように使われるのか、楽しみです。
完成した姿を見たい気がします。
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by ditzyzesty | 2011-04-21 23:23 | ギター
2011年 04月 16日

ギター加工の毎日。

今日は朝から暖かく穏やかな日と思っていたら、一天俄にかき曇り雷とにわか雨と暴風、でもすぐにまた晴れました。
去年より一週間遅く満開になった庭先のマグノリアの花が、風に翻ってキラキラ輝いてます。
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背景の山が曇っているのは、暴風による杉花粉の飛散。
きっと放射線も目に見えるとしたら、こんなふうに降って来てるに違いない、クワバラクワバラ。
(「アンゴルモアの大王」のようだな)
どうでもいいんですが、背景の山の麓は宇都宮市石那田町桑原という地名。
(桑原さん、他意はございませんので)


ようやく漆が加温加湿しなくても何とか乾く季節になったので、ギターの加工と平行して拭漆を始めることにしました(今日、工房内の室温22度で湿度52%なので少し湿度が足りない)

ウォールナットのストラトキャスターモデル。
大阪のS様、長くお待たせして申し訳ありません。
漆塗装の前に最後の木地調整を。
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木地の表面が真っ平らだと中心部が凹んで見えるため、周囲をサンダーで緩やかに落とし、中心を0.7mmぐらい高くします。
(塗装して艶が出るとその傾向が余計強くなりますが、これは錯視の一種でしょうか。)
トップはピックガードに覆われるため目立ちませんが、やはりそうしないと気持ちが悪いので同じ様に中央を高く。(画像では分かりにくい)
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漆を容器にあけます。
以前は2Kgの桶で購入していましたが、仕事量に比例してチューブ入り(200gで3500円ぐらい)
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京漆とラベルにありますが、京都産の漆ではなく中国産のビンテージ3年物!!(3年間仕事してなかったのでただ古くなっただけ。でも逆に色は黒くならず奇麗だと思う))

そのまま5分経過、もう色が変わってきています。
夏はもっと早く黒くなって、乾き始まってしまいます。
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灯油で希釈。
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希釈剤は樟脳油、塗料用シンナー、リグロイン等と試しましたが、灯油が一番ゆっくり蒸発するので使いやすいと思う。
漆を希釈するのは、色ムラになるのを防ぐためです。

漆は分子が大きいため木材には浸透しません。
この事を知らないでなるべく深く木地に染み込ませようと、薄めて塗った事もありますが全くの無駄でした。
塗装面を切断すると表面にしか漆は着いていません。
希釈剤はかなり深く浸透しますが、ケヤキやナラの導管の大きな材でも、漆はほとんど導管内にさえも入っていきません。
物の本などに「拭漆は何度も何度も塗っては拭き取りを繰り返し、木地に漆を染み込ませます」と書いてありますが全くの嘘です、と言いたい。
一度乾いた塗料の内部に、塗料が浸透するはずないし。

すみません、漆好きな犬が来てしまいました。
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こっちは漆は好きじゃないので、高見の見物。
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漆を塗るとこんな感じ。
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凹みの拭き取り。
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木綿の布で拭き取りますが、高価な漆はほとんど布に在中。
無駄が多いので高価になります、と言っておきます(なんか偉そうな物言い)
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段ボール箱にエアキャップを敷いてその上に僅かに水分を与えた新聞紙、でその上にまたエアキャップ。
非常にチープですみません、S様。
でも仕事はキチンとしてますので。
細い棒は断面が三角形なので、被塗装物に接触が少ない。
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大きな家具は塗装室で温度と湿度を管理して乾燥させますが、これはストラトキャスターに合わせた特注段ボール箱です!!(ホントはスーパーでもらってきたトマトが入っていた箱ですが、誂えたみたい)
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最後に刷毛の手入れをして、余った漆にサランラップを掛けます。
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空気を遮断する事によって漆が乾きません。

明日まで段ボール箱のなかで休ませます。
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by ditzyzesty | 2011-04-16 22:21 | ギター
2011年 04月 09日

ウォールナットが仕上がり、次はシルキーオーク。

長くお待たせしてしまい、たいへん申し訳ありませんでした。
(仕上げサンディングの前なので、軽く水拭きしてます)
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ワンピースのウォールナットを挽き割り、中を刳り貫いて作っています。
ヤフオク出品時。
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昨日に続いての作業で、配線の通る穴をあける。
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ネックエンドからフロントピックアップを通ってリアピックアップまで。
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リアピックアップからコントロールパネルまで。
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ウォールナットの6mm角をStanleyの洋鉋で丸棒に(こういう作業が一番好きです)
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ネックエンド部を埋める。
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配線が通るための溝はFenderでも年代によって違うので、どうしたら良いか迷いますが、どうせ見えなくなるところでもなるべくカッコ良くと思います。
でもこれがカッコいいのか悪いのかは主観なので. . .

ボディサイド。
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こちらも長くお待たせしているトップがシルキーオーク、バックはホンジュラスマホガニー。
fホールの加工、ドリルで2カ所穴あけしてから。
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スクロールソー ゆっくりと。
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きれいに抜けました。
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繰り小刀でさらにきれいに整形。
右勝手と左勝手を木目の方向で使い分けます。
サンドペーパーは最後にさっとかける程度で、基本は刃物による研削が良いと考えます。
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ピックガードを合わせてみました。
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バックのエンド部が分厚い気がして、思い切って削ります(ついでに中心部も)
Fendeと同じはずですが。
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明日接着して乾燥の間にタモ杢のボディを加工します。
どうか今少し、お待ちいただけますか。
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by ditzyzesty | 2011-04-09 21:45 | ギター
2011年 04月 08日

ギター加工と念願のオシロスコープの入手とテクノトゥールス 大野さん

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朝からギター加工をやってましたが、先月かなりの時間をかけて作った加工用の型が使いづらい。
ネックエンドの幅が、それぞれでかなり違うのが理由です。
その幅の差は狭いのと広いので1.2mm。
お客さまからテレキャスター用のネックを何本かお預かりしていて、どれもすべて寸法が違います。
Japan Fender同士で比べても違いがあります。
年代により多少の違いがあるのか、それとも経年変化か?
仕方ないので型をやめて、得意の原始的な加工法に戻しました。
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厚材を定規にしてトリマーベースをスライドさせるだけ。
もちろん先にFostnerbitでボーリングしておきます。
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この方が直線性に優れているし微調整も楽です。

この方法でピックアップキャビティも加工しますが、これもお客様によりピックアップがオリジナル通りだったり、ハムバッキングだったり、P-90なんてのもあったりでまちまちなので。
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全く同じ加工なら型は省力化に役立ちますが、ボディは同じ形でも加工がすべて違うので、やはり1台づつ丁寧に行なうのがかえって確実のようです。
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1月に加工した、横須賀のA様のネックポケットの寸法にミスがありました。
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55mm幅で加工すべきところが、ボディ上部で56.2mmにもなっていました。
この時は1台だけだったので型の必要はありませんでしたが、トリマーベースがネックポケットから落ちる恐れがあったので4mmのシナベニアで型を作りました。
それで予定通りトリマーで加工すればまだ良かったのですが、一気に掘り込みたいがためにルーターを使用したのがまずかったようです。
ルーター加工はトリマー加工より力を必要とするため型が開いたものと思われます。
上がルーター。
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そのためにボディ上部で1.2mm違ってしまいました。
A様、まことに申し訳ありませんでした。

ウォールナットボディは明日ジャックの穴をあけて出来上がり。
メールで画像を確認していただき、よろしければ発送となります。


以前からず〜〜っと欲しかったオシロスコープをヤフオクで入手。
開封新品って何年前の製品?
「通電のみ確認」ですが、これが一番迷います。
パイロットランプはついても不動の可能性大!!
でも長年ヤフオクで培った勘は「買え!」でした。
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1700円安い!!送料は1300円。
プローブや取説もそのまま。
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電源を投入。
きれいな直線になっています!!
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これであとはジェネレーター(発信器)を買えば、CDのピックアップの調整も確実になります。
どうして測定器が必要かというと、自分の耳があまり頼りにならないのが分かってしまったから。

今までは「頭は悪くても耳は良い」と自負してましたが、先日PCでモスキート音による耳の感度テストを試したところ、12000Hzを聞き取るのが怪しい。
愕然としました。
年齢相応ではあるのですが、それにしても12000までしか聞こえないなんて。
これならスーパーツィーターは全くいりません。全然意味ないし. . .
一緒に試した若い友人は15000Hzを楽々聞き取っているので、PCやスピーカーのせいには出来ないのです。
でも正直12000までだと、何だか自分が欠陥商品みたいで悲しいですね。


夕方、高価な木工機械ばかり扱っている、テクノトゥールスの大野さんが久しぶりに見えました。
大野さんからけっこう機械を買ったし、友人も紹介しました。
扱っているのは、高くても仕方ないかというような商品ばかり。
でも話題は原発のみ、機械を買うどころではありません。
明日をも知れぬ身です。
どうなっちゃうんでしょうか?
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by ditzyzesty | 2011-04-08 23:29 | ギター
2011年 03月 09日

お待たせいたしました!!ー2

昨日決まったボディ加工です。
最初の頃落札していただきましたが、当時はまだ板のまま出品していました。
これをストラトキャスターの形にして、キャビティを加工してお渡しした兵庫県のK様。
ウォールナット杢トップ(いい杢ですねぇ、と自分で感心してます)
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その後ご注文をいただきましたが、ご希望のマホガニー杢が材木の一番下になっていてなかなか出せず、すっかり遅くなっていました.
その間にK様から図面とトップ材が届きました。
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トップ材はハカランダ!!
少し小振りです。
ボディのバランスが悪く感じたので、少し手を入れて確認していただきました。
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「この形でお願いします」となりましたが、出来たら材の使いかたを逆にしてみたい、とのことなので、
私の提案。
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K様の案。
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さすがですね!!ずっと座りがいいです!
木目と形がぴったり!!
これで作りましょう!
バック材はホンジュラスマホガニーの杢2ピース。
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もうひとつ頼まれています。
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素性の良いアンデスローズですが、小口から見ると、
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タモやチェリーならこれでもバック材に貼付けることが出来ますが、ローズ等の硬い材だと割れてしまう恐れがあるため、直してからになりました。
10日間ほど水に浸けてられてからプレス機に、
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かわいそうに無理矢理、矯正されています。
素直になって出てくるんでしょうか?
それともまたグレてしまうんでしょうか?
バック材はウォールナットの杢で、センタ−はウォールナットの柾です。

今回メールでのやり取りの中で、その次に手持ちのココボロトップで小さめのベースとのお話がありました。

ギターとは全然関係ありませんが、いつも朝のコーヒーの時間をつき合ってくれる「ルナ」です。
音楽好きです。
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生前の父の口癖「人の子育てるより、犬の子育てたほうがいい」、この年になると分かるような気が. . .
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by ditzyzesty | 2011-03-09 20:29 | ギター
2011年 03月 05日

お待たせいたしました!!

先日のブログでも少し触れましたが、今年の1月、2月と乾燥が甚だしくギター加工を休んでおりました。
きちんと連絡をしないままだったので、ご心配だったことと思います。
とにかく湿度が足りなくて、薄い板を作業台の上に少し乗せて置いただけで、見事に反っくり返ってしまいます。
クランプで圧着すればいいのですが、出来ることならストレスを掛けずに軽く接着したいところです。
2月末頃から雪や雨が降るようになって、ようやくの感があります。
まず加工を始める前に、お客様ごとの要望を整理しなくてはと思い、ブログにアップすることにしました。

以下順不同、敬称は省略ですので、ご了承ください。
千葉県 Y様
ホンジュラスマホガニーの柾目ブックマッチ。ローズネック。
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30年前に大きなブロックで買ったものを挽き割りましたが、まだ水分率が16%台、加工しながら水分を抜くこととしましょうか。
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ハカランダのトップ材、アコースティックギター用の材で、サイド板を工夫してトップ材に貼り厚みを増します。
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次回製作用のメープルスポルト材。
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大阪府 S様
ウォールナット杢/ウォールナット柾目。
ボデイ加工はほとんど12月中に終わっていました。
このあとウォールナットに拭き漆。
ウォールナットにはオイルが一般的ですが、実は拭き漆のほうが経年変化による色あせがなくて、ベストと考えます。
ウォールナット拭き漆の家具を作った経験ですが。
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ネックを送っていただきましたが、Spergelは初めてみました。
よく出来ていますね。
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宮崎県 Y様
タモ杢/タモワンピース。
全てのパーツを送っていただき、配線までこなし、完成品にします。
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ハンダ、シールド線、SPRAGUEのコンデンサーまで。
それと丁寧なご要望も付けて。
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ネックは次回用も含みます。
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トップ材6.5mmですが、ほとんどフラット。
この状態で接着したいのです。
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大阪府 K様
メープル杢/サペリマホガニー。
現在パーツは揃ったそうですが、ネックがネックになっているようです。
どうぞごゆっくりお探しください。
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トップ材ほとんど真っ平らです。
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香川県 H様
レースウッド/ホンジュラスマホガニー。
H様は漆の学校を卒業とのこと、そのためご自分で塗装です。
仕上がりましたら画像をお願い出来ますか。
レースウッドを拭き漆の経験はありませんが、良くなりそうですね。
ネックが送られてきました。
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これもほとんど平です。
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東京都 K様
タモ杢/タモワンピース。
拭き漆で仕上げますが、出来るだけ導管が目立たないようにとの、ご希望です。
すみません、お待たせしていますが、ようやく漆が乾燥する季節になりました。
出来ることなら漆室には、湿度の関係でギターを入れたくありません。
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中央が0.5MMほど浮いていますが、良い状態です。
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宮崎県 T様
ZO-3、YAMAHA、メープルワンピース/マホガニー。
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何とZO-3はスタインバーガーZO-3になる模様。
ボディを新しく作りますが、NCルーターはなくても、工夫で何とかなりそうです。
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YAMAHAは ボディを作り替えでしたよね?
ヤフオク落札のボディはソリッドなので、セミフォローにします。

新潟県 Y様
ウォールナットのワンピース材から削り出したもの。
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これも中心で0.3mmの隙間で、理想的です。
1枚板をこのように何も押さえずに、フラットにしておくのは実はたいへんなことで、それなりのノウハウがあります、とさりげなく自慢。
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最後は栃木県在住のS様こと汐崎さん。
ご存知CHAPMAN Stick10弦!!
こっちは6弦さえままならず、ネックを折りました!!(比喩ですので)
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材質はクラロ.ウォールナット(カリフォルニア産の少し硬くて明るい色のウォールナット)
ネック(全部がネック?)の二本の線はスチールが埋め込んであるようです。
反り止めですね。
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ピックアップのケースが合成樹脂のため、経年変化で割れてきています。
それをエボニーを刳り貫いて作り替えます。
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どれかから順番に作るのではなく、ほとんど平行作業になります。
今までは治具も作らず1台1台加工していましたが、ほとんどがテレキャスターなので、ネックポケット等共通点が多いので、きちんとした治具や型を用意して仕事します。
そのほうが、能率的で正確です。
もう今日から型を作っております。
もし私に間違いがあったり、お客様からのご希望等はご連絡をいただけますか。

あと一名様のご注文の内容は明日といたします。

長々と見ていただきありがとうございます。(だれも見てくれなかったりして)
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by ditzyzesty | 2011-03-05 19:16 | ギター
2011年 02月 18日

SG改モデル

横須賀のA様からGIBSON SGシェイプのデタッチャブルネック用のボディを依頼されました。
ヤフオクを通じて知己ができたのですが、良い意味でとんでもないお方!!
アメリカまでギター材を買いに行くわ、ピックアップアップを特注で名人に巻いてもらうわ、等々加工始まる前からエピソード満載です。
「そろそろ加工始めます」と連絡しても、「今日カナダからトップ材が届いたから送っときます」でどんどん宅急便で材木が届きます。
でもおかげ様で、家具材としては普段見られないような珍しい木材を拝見することが出来、たいへん有意義でした。

バーズアイメープル(鳥の眼の模様のカエデ材)
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アーチトップギター用に木取りした虎目
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キルテッドメープル
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スポルトメープル
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このメープル材は腐る寸前にしてから製材します。
材木を土中に埋めたり水を掛けたりして、腐朽菌の繁殖を促しメープル材の白い部分に模様付けしますが、なかなか思うようにはいかないようです。
木材の外側の白い部分に菌が繁殖するのは、その部分が木の成長のために土中から栄養を運ぶ役割を担っており、切り倒されたあとも腐朽菌が繁殖するための栄養分が残っているからです。
そのため中心部の赤身には腐朽菌は入り込みません。

スポルト+虎目
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墨絵のような. . .
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赤身には腐朽菌は入れないので白辺で繁殖。
スポルト+虎目
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墨絵のようなスポルトに品の良い薄い虎目。
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こんな感じであとからあとから届くので、いつになっても決めることが出来ません。

一ヶ月以上悩んでトップ材として決まったのがメープルのバール(瘤)材。
奇しくも一致!!!
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A様の図面によって外形を描きましたが、少し左右のバランスが悪いので、メールで何度もやり取りして決まった形。
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ここまでくればあとは早いもの。
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バック材は手持ちのホンジュラスマホガニー。
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それでA様、今月はギター製作月間として休暇だそうです。(たしか3月が製作月間でしたよね? 前倒しですか? Aさん。)

A様はネックを製作することが非常にうまい!!!
きっと今頃は土曜、日曜もなしで、毎日ネックを加工していることでしょう。
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by ditzyzesty | 2011-02-18 19:57 | ギター
2011年 02月 09日

ウォールナット ストラトモデル

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大阪のS様から依頼されたウォールナット材によるトップ/板目杢ブックマッチ、バック/柾目2ピースのストラトキャスターモデルのボディ加工がやっと出来上がり、確認のために画像添付でメールを送りました。
トレモロなし、バックコンター深め、トップの面取りはほとんどなしが希望。
かなり重いたい木なので仕上がり2710gありますが、ペグがSpergelなのでかえってヘッド落ちしなくて良いかな. . .
正確に加工するためネックや他のパーツを送っていただきましたが、まったくお会いしたことがなくても、メールで仕事が出来るのはありがたい限りです。
このあとS様ご自身で仕上げの研磨と塗装、パーツの組み込みをするそうです。
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ネックがあれば画像のように、ビス止めしなくてもボディが落ちない程度の加工はできます。
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by ditzyzesty | 2011-02-09 18:05 | ギター
2011年 02月 07日

シンライン BodyKitの仕上げとヤフオク出品

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家具製作は色んな事情から一年近く休止中。
収入は激減したけど本は読めるし、買い貯めておいたDVDも見られるし、これはこれで悪くない。
でも生きてくための収入源は木工しかないと思い、始めたのがエレキギターのボディキット化でした。

ネットで検索すると、趣味でエレキギターを製作している方の多いこと!!
皆さん、場所と安くて良い材と、大まかなボディの形にするのに苦労している様子。
それなら10代のころから好きだったエレキギター製作が役に立つなと思い、始めたのが昨年11月頃かな?
最初は板の形で提供してましたが、外形だけでも加工して欲しいとの要望が強く、現在は上の画像のような状態でオークションに出品しています。
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by ditzyzesty | 2011-02-07 18:59 | ギター