2011年 07月 11日
昨日は古い友人の荻原毅久さんの白磁展を拝見に、黒羽町のギャラリー&コーヒー路へ。 最終日だったので宣伝にもなりませんが、 荻原さんとは30年ほど前に竹工芸の八木沢正さん、亡くなってしまった木工家の酒寄さんらと一緒に展覧会を3回開いています。 大田原でと宇都宮市にあった上野百貨店で。 その頃は上野百貨店での展覧会は、ひとつのステイタスでもありましたが、もはや昔日の感が. . . あの当時は展覧会そのものが話題になりました。 「昔は良かった」は嫌いですが、でも昔は良かった!! 荻原さんは早くからご自分のスタイルを確立していて揺るぎない。 よりいっそう磨きがかかりました!! 小さな食器も使いやすい。 一点求めました。 口が薄過ぎず厚過ぎず、しかも見た目と持った時の感じがぴったり。 近いうちにゆっくり再会を約束して、会場をあとにしました。 これも最終日の山田元子さんの個展会場、宇都宮市のギャラリー悠日へ。 (こういう時にスキャナーあればいいな、と思って念のためプリンターを見たらしっかり付いています。 裁判の書類を大量に作るため大慌てで購入して、FAXとプリンターとして重宝していたけど、スキャナーもあったんだ!!、やはり思い込みが激しいらしい) 山田さんの作品に圧倒されました!! わりと大きい鍛金による彫刻ですが、細部が非常に丁寧で工芸的! 美しいです、それと不思議な可愛らしさが。 作品を撮りたかったのですが、ためらいもあり. . . 小品を求めました。 直径10センチぐらい。 時間を区切って直列に作業をしています。 ストゥールの貫、八角形から円柱状に。 日本のセメ鉋と西洋のブロックプレーンを、木目によって使い分けます。 逆目の時に材の方向は変えずに、鉋を持ち帰れば反対方向に削れます。 日本の鉋は引いて、洋カンナは押してだから。 あらかじめ八角形にしてあるので、丸くするのは簡単です。 Slide ONE様、今度はトップ材を貼付ける。 その前に、二度と見ることが出来なくなるであろうと思われる、メープル材を記録に。 たとえ表面的には見えずとも、内部から「力」を放射してくれるに違いない。 トップ材のオバンコール、いろいろ考えましたがブックマッチで、 木口方向から見ると、 トップ材.バック材ともにブックマッチで、しかも厚材を挽き割って、メープル材をサンドイッチしたように見える。 メープル材の木目は、オバンコール材に対してカウンター的な力を持たせるため、木表と木裏を逆にしています。 Y様、もう片方もインドローズに接着しました。 先日の左側は、圧着からはずしてフリーに、 全面が空気に触れるようにと、吊るしました。 これからバック材を引き取ってきて加工しますが、それまでの間、トップ材が良く振動するようにと毎日音楽を聴かせます。 Yさんはビートルズがお好きと伺った記憶が。 残念ながらビートルズそのもののCDはないので、代替品で、 Joemy Wilson アビィロードスタジオでの録音ではないけれど、イギリスまで行って写真を撮ってきたらしい。 全米No.1人気を誇る「美人ダルシマー奏者」ということで、良く振動するトップ材が仕上がると思います。 そのうちにブックオフで、本家本元のビートルズを仕入れてきますから。 一日24時間でC県のYさんに8時間ビートルズを。 宮崎のYさんに8時間。 Yさん、ジャズがお好みというがジャズのCDはまったくなく、ジャズには微妙なノラ.ジョーンズぐらいしかないので、これで我慢していただいて8時間。 宮崎のTさんの好みの音楽を聞いてなかった。 Tさん、コメントかメールでお好きな音楽をお知らせいただけますか。 お好みの音楽に合うように、音楽であらかじめ木に振動を与えて、分子を揃えますので。 おっと、ここでお一人余ってしまう方が. . . Slide ONE様。 音楽の好みが似ているようなので、さんざんこれを聞かせましたので、もう十分でしょう。 Vanessa Carlton 作業が遅れているのにふざけている、とお叱りを受けそうですが、 以上は本気!!です。 追記:悠日のオーナー柏崎さんから、G3 iMacを色違いで3台いただきました。 ありがとうございました。
by ditzyzesty
| 2011-07-11 18:28
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