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2011年 05月 03日

毎日希少材。

朝からSlide ONE様のホワイトリンバ材の加工でした。
仕上げ寸法よりも2mm厚く木取りしてから、ボーリングをしましたが全く反りが来ない。
昨日も書きましたが、木の色は違ってもチーク材と性質が良く似ています。
狂わないのは油分を含んでいるせいでしょうか。

そういえば鉋台も油を染み込ませて、油台にすると狂いが少なくなると言います。
最初から油台に仕込んである鉋もあります。
油分が空気を遮断することで、狂いにくい鉋台になるとしたら、油分を含んだチークや今回のホワイトリンバが
狂わないのも分かるのですが. . .

子供の頃、木口を凹ませた欅の大黒柱に、沸騰させたエゴマ油を祖父が注ぎ込んでいる光景を見た記憶があります。
エゴマ油は唐辛子を入れて煮立てていましたが、今から考えるとエゴマ油に色を付けるためと、油を早く乾燥させるためだったようです。
いまでも煮亜麻仁油として販売されていますが、同じ理由でしょうね。


ボーリングしたホワイトリンバの内部を、きれいに研磨しました。
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接着剤はオーシカのPIボンド。
2液性で主剤に15%ほどの架橋剤を混入しますが、目見当です。
本当は厳密に15%で使用しますが、面倒なので割といい加減(でも一応オーシカに電話で「どの程度正確に計る必要があるか」と訪ねたところ「大きい声では言えないが、そんなにでも」との言質を取っています)
確かに小さな声ではありました。
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卵の黄身状が架橋剤です。

これに自称オージー.ブビンガを貼り付けます。
裏側が水分を含んだ接着剤が付くため、表側を水で濡らします。
木材は裏表をいつも同じ条件で加工するのが、ベストと考えているためです。
特に薄くて硬い板の場合こそ、気を使わなくては。
圧力を掛けて、無理に締め付けは良くないようです。
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それで労りながらやさしく締め付けています。
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C県のYさんのマホガニーバックで、何とこれも希少で貴重材のハカランダトップ!!のテレキャスターシンラインモデルの加工を始めました。
取りあえずマホガニーバックの画像。
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30年前に有名突き板メーカーの某ホクサン様から譲っていただいた大きなフリッチ材を、今冬製材しました。
寒さのせいでなかなか乾燥が進みませんでしたが、ようやく加工出来るようになりました。
今日水分率を測定したところ、
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木製の作業台の上で測定すると、高周波測定のため数値が正確に出ないため少し浮かします。
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これまた高周波のため、指を近づけると、
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人間の水分も拾ってしまいます。

アコースティックギター用バック材のハカランダ。
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サイド材。
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テレキャスターのトップ材としては薄いので、これを矧いでしかも重ねて使用します。


この板が表面になります。
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これをうまく組み合わせて裏側に。
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立てかけて仕事の合間に横目で見ながら、この組み合わせででいいのか、しばらく考えることにします。
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トップが合板状になるため必然的にバインディングを回すことになりますが、カーリーメープルではどうでしょうか。
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by ditzyzesty | 2011-05-03 23:14 | ギター


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