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2011年 04月 24日

暴風雨、木工家のためのドアKit、Hyper Venturs 知ってる?

昨日は朝からの雨と風で、屋根に掛けたブルーシートが飛ばされそうでハラハラ。
先週末に満開だった庭先のマグノリアも、このところの寒さで今日まで持ちましたがこれで終わり。
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ガソリン不足やその後の高沸でしばらく乗っていなかった車に、花粉がこびりついてひどい状況なので風雨にまかせておいたところ、すっかり奇麗になりました。


ドアを頼まれたけど他と重なり出来そうになくて手伝って欲しい、と神田さんから急ぎの仕事。
幅は850mmと普通、でも高さが2500mm!
聞けば設計士の指定で、いつもながら予算がない。
予算がないなら2100mmで十分なのに。
仕上げはギターでいうところのレリック仕上げ、つまりわざわざキズやら塗装むらにして、古びを出そうとする姑息な手法。
自分ではこういうのは非常に苦手としているので、苦肉の策を考えました。
つまり完成寸前までにして渡して、あとは神田さんどうぞお好きなようにとKit化です。
木工家による木工家のためのドアKIt!!
なんでもKit化すると、生き延びられそうな気が. . .


木取りしてから、膨らんだ凸面だけ手押し鉋盤に掛ける。
2.3日放置、内部応力を抜きます。
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ドアの構造がシンプルなだけに材を選びます、目の細かい糠目のタモ材。

反り止めの板が上下にこのようにつきます。
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これの加工にLameroの専用カッターを使用します。
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両方に溝を切ります。
幅方向は板の伸縮を考慮して雇い核(ヤトイザネ)のみで固定し、接着はしません。
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これにビスケットと言われる圧縮したチップを入れると、接着材の水分で膨れて強固になります。
大きさは3種類、用途に合わせて使い分けです。
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仮に差し込み。
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仮組。
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ここまで延べ3.5時間、Kit化は儲かるかも。

早速今日の午前に取りに来ました。
う〜〜ん、キズつけるのもったいないなあ、と嘆息している神田さん。
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26日取り付けなので悩んでる暇ないですよ。


例によって音楽談義。
最初に聞いたのはお互いVenturesと今日初めて知りました。

そんならこれ知ってる?
Hyper Ventures(1992年)
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いや全然知らなかったけど、Steve Gadd、Devid SpinozaがVenturesやってんですか?
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凄いですねぇ、どうしてこの面子でこんなことやっちゃたの?
Drums Steve Gadd
Guiter Devid Spinoza
Guiter John Tropea
Bass Will Lee

Steve Gaddさん、まだまだスマートだったころ。
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それでプロデュースとアレンジが David Matthews。
Mosriteを持って嬉しそう。
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全員楽しそうに演奏してます。
オリジナルのVenturesと比較するとDrumsとBassが重たい感じですが、これはあえてそうしているんでしょう。
コピーバンドではないので。
かなり忠実に演奏しているところと、自由に変化させている部分の対比が面白い。

Venturesとも聞き比べ。
The Ventures Forever(1999年)
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図書館のコピーです。
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やはり本家本元!!

ついで。
徳武弘文 Dr.Kの調律(1989年)
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10曲目でVenturesのYelow JacketをもじったOrange Jacketというオリジナル曲を演奏していますが、これがいい(Mosrite使用!!)
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残念なことにDrumsが打ち込みですが、当時のprogrammingのレベルはこの程度だったのでしょうか。


Hyper Venturesで 今日検索しましたが、情報は少ないので意外に知られてないようです。
日本で企画され、New Yorkで録音に二日(多分日本のみでの発売)
でも演奏を聞いても、写真で見ても楽しそう!!
全員New Yorkの腕利きミュージシャン、中でもSteve Gaddと David Matthewsは古くからの繋がりがありますが、どういう経緯で作られたのか知りたいですね。
Bassの Will Leeは最初のバンドでVenturesのコピーをやってたそうですが、52年生まれだとそうなんでしょう。

Hyper Ventures、これ一枚だけです。
一度廃盤になり、再発時にはHyper Ventures名義ではありません。
Venturesの名称の権利関係でしょうね。

Amzonの中古で現在3600円一枚のみ。
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by ditzyzesty | 2011-04-24 22:06 | 日常


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