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2011年 04月 12日

ここ3日間のこと。

先週末ウォールナットボディが仕上がり、シルキーオークトップを加工してバック材に接着しました。
ズレないようにテープで仮止め。
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雁字搦めに圧着です。
小型のプレス機もありますが、この方が様子が良く分かってやりやすい。
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乾燥する間に次のタモ材トップの加工。
これは拭漆仕上げにしますが、ようやく漆風呂に入れなくても何とか乾くような季節になりました。
ギターボディは、柾目バックに板目トップのような構成になっていたりするので、加湿や過乾燥が怖い。
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それで月曜日も引き続いてボディ加工をするつもりでいたら、倭文銘木から電話で日光杉の額縁を大至急作って欲しいとのこと。
額縁はギターの加工を3台仕上げてからと考えていたけど、そうなら仕方ないか。
木取りはしてあったので、すぐ加工に。
横切り盤に角度切り定規をセットして、45度に切断。
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角度を4本合わせてチェック(大きさは約1000mmX800mm)
寸歩の狂いもなし、機械加工だから。
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接合部をDOMINOで加工。
箱入りDOMINO。
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箱入り専用チップと刃物。
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ドイツ製、アメリカで販売価格が本体800ドル、なのに日本では当時20万円(1ドル 100円)!!全部そろえると約25万円。
暴利を貪るXクノXゥールス、アメリカで購入したDOMINOは製造番号管理により、日本では修理出来ないと言う。
悔しいけどどうしても欲しかったので、少し値下げになった時198.000円で買いました。
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ルーターの刃状のビットが回転しながら横に振れます。
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そのため楕円状のボーリングが出来ます。
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接合の様子。
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完全に密着します。
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次に面取り。
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面取りの形。
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タイトボンドで組み立て接着。
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額縁の両端のみ圧着すると長辺の中央が膨らむため、クランプで調整。

大小2台加工しましたが、ここまでで正味約3時間。
年をとって逆に仕事は相当早くなっています。
材料の準備が出来ていて、機械加工で主に出来れば意外と時間はかかりません。
木工機械に恵まれず、手加工が主であった時代には腕の善し悪しは相当あったと思いますが、現代ではそれは平準化しました。

今日午前に旧日光市内の倭文銘木まで納品に行って、早速ギター加工に戻ろうと思いましたが、工房内が杉の香りが凄くて。
嫌いではないですが、ギターの仕事に杉の香りはどうも. . .
久しぶりに工房を開け放って、掃除しました。
明日からまたギター加工です。
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by ditzyzesty | 2011-04-12 21:35 | 日常


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